研究課題/領域番号 |
19530034
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
小泉 洋一 甲南大学, 法学部, 教授 (80195643)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 政教分離 / フランス憲法 / トルコ憲法 / 信教の自由 / 国家の非宗教性 / 国家の宗教的中立性 / 世俗主義 / メキシコ憲法 / フランス / トルコ / 憲法 / 宗教的中立性 |
研究概要 |
特定宗教が社会において圧倒的な支配力を持つフランスおよびトルコでは、公的領域から宗教を排除することによって政教分離を憲法原則とした。両国ともその際国家による宗教統制を伴いながらそれが行われた。フランスでは宗教の自由が尊重されるとともに社会における宗教的多様性が進むとともに国家の宗教的中立性が重視されたが、トルコでは国家による宗教統制を伴う国家の非宗教性に重点が置かれ、今日でも国家の宗教的中立性は軽視されている。わが国の神道指令と日本国憲法における政教分離を分析する際には、国家の非宗教性および宗教的中立性に注目することが有益である。
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