研究課題
基盤研究(C)
医療において子の自己決定権が侵害された場合における救済のあり方について, 第三者と親・子との関係の場合と, 親と子との場合とを区別して, それぞれの場合について, 救済内容を明らかにした。また, ある医療行為の必要性につき, 社会的に認められる合理的な意思と親の意思とが一致しない場合に, 家庭裁判所の審判(または保全処分)によって, 親権を部分的に停止する手続の法的妥当性を検討した。