研究課題/領域番号 |
19530139
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
信夫 隆司 日本大学, 法学部, 教授 (00196411)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 佐藤栄作 / リチャード・ニクソン / 若泉敬 / ヘンリー・キッシンジャー / 繊維交渉 / 沖縄返還 / 日米繊維 / キッシンジャー / ニクソン / 佐藤榮作 / 宮澤喜一 / 日米繊維交渉 / 核密約 |
研究概要 |
本研究は、1969年から71年にかけ、日本から米国への毛と化合繊の輸出自主規制をめぐる日米繊維交渉のうち、交渉の体をなしていた69年・70年を取り上げ、公式および裏チャネルでの交渉を分析し、同交渉過程の全容解明を目的とした実証的外交史研究である。この研究の意義は、佐藤榮作総理の密使として活躍した若泉敬元京都産業大学教授と、リチャード・ニクソン大統領の下、国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めていたヘンリー・キッシンジャーとの裏チャネルの交渉過程を解明したことにある。通常、こうした交渉過程が表に出ることはなく、日米繊維交渉は、日本の外交史上、裏チャネルの交渉過程が資料により裏付けられたきわめて異例、かつ、稀有な事例である。
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