「社会主義経済計算論争」の理論的・歴史的展開の過程とその意義に関する総合的研究

• 研究課題/領域番号: 19530172
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 経済学説・経済思想
• 研究機関: 國學院大學
• 研究代表者: 尾近 裕幸 國學院大學, 経済学部, 教授 (40252837)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 経済学史 / オーストリア学派 / 社会主義 / 経済計算論争 / 市場経済 / ミーゼス / ハイエク / 知識問題 / 市場経済化 / 移行経済 / 主観主義価値論 / 客観主義価値論

研究概要

「1920年から1949年まで」の「社会主義経済計算論争」の研究では,ドイツ語圏での論争で英語圏での論争を先取りする多様な論点が出されたことを明らかにした.「1950年から1990年まで」の研究では,社会主義経済圏内で「論争」に関連した議論が多く行われていたことを明らかにした.「1990年から今日まで」の研究では,旧社会主義経済の崩壊を契機として行われた膨大な数の研究を理論史の観点からの総括を行い,その経済学史上の意義を明らかにした.

研究成果

• [学会発表] Mises and Kantorovich on Economic Calculation (2010)
  • 著者名/発表者名: 尾近裕幸
  • 学会等名: ヨーロッパ経済思想史学会
  • 発表場所: アムステルム大学, オランダ王国
  • 年月日: 2010-03-27
• [学会発表] Mises and kantorovich on Economic Calculation (2010)
  • 著者名/発表者名: 尾近裕幸
  • 学会等名: The 14th Annual Conference of the European Society for the History of Economic Thought
  • 発表場所: University of Amsterdam, The Netherlands
  • 年月日: 2010-03-27
• [学会発表] Japanese Contribution to the Calculation Debate: K. Yamamoto's Economic Calculation (2009)
  • 著者名/発表者名: 尾近裕幸
  • 学会等名: オーストラリア経済思想史学会
  • 発表場所: ノートルダム大学, オーストラリア
  • 年月日: 2009-07-17
• [学会発表] A Japanese Contribution to the Calculation Debate : K.Yamamoto's Economic Calculation (2009)
  • 著者名/発表者名: 尾近裕幸
  • 学会等名: The 22nd Conference of the History of Economic Thought Society of Australia
  • 発表場所: The University of Notre Dame, Australia
• [学会発表] K.ティシュの経済計算論 (2008)
  • 著者名/発表者名: 尾近裕幸
  • 学会等名: 経済学史学会
  • 発表場所: 愛媛大学
  • 年月日: 2008-05-24
• [学会発表] Kティシュの経済計算論 (2008)
  • 著者名/発表者名: 尾近 裕幸
  • 学会等名: 経済学史学会第72回全国大会
  • 発表場所: 愛媛大学
  • 年月日: 2008-05-24
• [学会発表] A Japanese Contribution to the Calculation Debate : K. Yamamoto's Economic Calculation (2008)
  • 著者名/発表者名: 尾近 裕幸
  • 学会等名: The 22nd Conference of the History of Economic Thought Society of Australia
  • 発表場所: The University of Notre Dame, Australia