研究課題/領域番号 |
19530273
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
太田 亘 大阪大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (20293681)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 金融経済学 / マーケット・マイクロストラクチャー / 指値注文市場 / 注文戦略 / 取引ルール / 経済理論 / 金融論 |
研究概要 |
本研究は、金融経済学の中で、マーケット・マイクロストラクチャーと呼ばれる分野の研究であり、株式の売買システムのうち指値注文市場についての理論的分析を行った。指値注文市場において、注文流入が偏った場合には、注文流入の多い側においてより積極的な気配が設定され、その結果ビッド・アスク・スプレッドが狭くなる、また呼値の刻みが相対的に粗い下では、注文流入の多い側の板が厚くなることがわかった。また、取引所が時間優先ルールを適用するとともに呼値の刻みを細かくすると、指値注文間の価格競争が促進され、ビッド・アスク・スプレッドがより狭くなることが確かめられた。
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