研究課題/領域番号 |
19530274
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
鎮目 雅人 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (80432558)
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研究分担者 |
宮尾 龍蔵 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (40229802)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 金融論 / 昭和恐慌 / 高橋財政 / 物価変動予想 / 長期金利 / 商品先物価格 / 金融政策 / 金本位制 / 国債の日本銀行引き受け / 市場の効率性 / 市場参加者の期待形成 / 大恐慌 / 国債流通市場 / 商品先物市場 |
研究概要 |
大恐慌の深化と収束のメカニズム、とりわけ金融政策とデフレとの関係について、民間経済主体の物価変動に関する期待形成のあり方の観点から実証的な考察を行った。具体的には、両大戦間期の金利ならびに商品先物価格のデータを整備し、これらのデータを用いて市場参加者の期待形成について分析した結果、金本位制からの離脱は市場参加者の円安予想を惹起し、デフレからインフレへと期待形成を大きく転換させた一方、国債の日銀引き受けの開始は市場参加者のインフレ期待を高める有意な効果を与えていなかったことが確認された。この背景には、当時の日本経済が開放小国としての性格を強く有していたことがあると考えられる。上記の研究成果は、ディスカッション・ペーパー(2本)にまとめ、学会発表を行うとともに、ワークショップを開催して、研究者ならびに政策関係者に広く還元した。
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