研究課題/領域番号 |
19530289
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
寺西 重郎 日本大学, 商学部, 教授 (70017664)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 戦前期金融システム / 銀行 / 市場 / 政治過程 / 思想 / 認知モデル / 人的資本 / 金融市場 / 地主制 / 法制度 / 金融論 / 戦前期日本 / 金融システム / 制度変化 / 政治経済学 / 政治システム / 中位値投票者 / 経済思想 / 株式取引所 / 情報効率性 / 仲買人 / 投資家社会 / 株主総会中心主義 / レントナー的投資家 / 企業家的投資家 / 名望家的投資家 / 利益集団 / 戦前日本 |
研究概要 |
戦前期日本の金融システムについて次の三つの問題を考察した。第一は戦前期金融システムの特質であり、銀行と市場という二つのサブ・システムはある種の役割分担の関係にあったことが示された。第二は戦前期の金融システムの変化メカニズムであり、資産保有者の金融システムに対する選好が政治過程を通じて制度を決定したということである。第三は戦前期の金融システムの変化の方向に関する問題であり、戦前期の金融システムは戦後の銀行中心のシステムに向かって進化していたということが我々の答えである。
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