土着と外来-中世前期北西スラヴ、バルト地域にみる社会経済的融合過程-

• 研究課題/領域番号: 19530311
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 経済史
• 研究機関: 大分大学
• 研究代表者: 市原 宏一 大分大学, 経済学部, 教授 (20223109)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2009年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 中世史 / 北西スラヴ / 東方植民 / 経済史 / ドイツ:ポーランド:リトアニア:ラトビア:エストニア

研究概要

本研究では,ポーランド沿岸ポモジェ地方などバルト南岸地域における交易地が,そこで出土する大量のスカンディナヴィア製の遺物等から,スカンディナヴィア出自の住民により形成されたこと。他方で,スカンディナヴィア南部で出土するスラヴ製遺物から,スラヴ社会の影響が見られており,南部バルト海を巡る所属の社会経済的な交流と融合が明らかになった。

研究成果

• [雑誌論文] ポーランドにおけるヴァイキング期沿岸交易地遺跡トルソ～ハンザ以前の環バルト海交流の実相～ (2010)
  • 著者名/発表者名: 市原宏一
  • 雑誌名: 大分大学経済論集 61,6 ページ: 51-60
  • NAID: 120002187924
  • 査読あり
• [雑誌論文] ポーランドにおけるヴァイキング期沿岸交易地遺跡トルソ～ハンザ以前の環バルト海交流の実相～ (2010)
  • 著者名/発表者名: 市原宏一
  • 雑誌名: 大分大学経済論集 61巻6号 ページ: 51-60
  • NAID: 120002187924
  • 査読あり
• [学会発表] ポーランドにおける中世初期海交易地遺跡トルソ～ハンザ以前の環バルト海交流～ (2010)
  • 著者名/発表者名: 市原宏一
  • 学会等名: 初期社会史研究会
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 2010-03-27
• [学会発表] ポーランドにおける中世初期海交易地遺跡トルソ～ハンザ以前の環バルト海交流～ (2010)
  • 著者名/発表者名: 市原宏一
  • 学会等名: 初期社会研究会
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 2010-03-27
• [学会発表] ポーランドにおける中世初期海交易地遺跡トルソ～ハンザ以前の環バルト海交流の実相～ (2008)
  • 著者名/発表者名: 市原宏一
  • 学会等名: 日本ハンザ史研究会、11回研究会
  • 発表場所: 中央大学
  • 年月日: 2008-06-28
• [学会発表] ポーランドにおける中世初期海交易地遺跡トルソ〜ハンザ以前の環バルト海交流の実相〜 (2008)
  • 著者名/発表者名: 市原宏一
  • 学会等名: 日本ハンザ史研究会第11回研究会
  • 発表場所: 中央大学理工学部6号館3階6317室
  • 年月日: 2008-06-28
• [学会発表] ポーランドにおける新たな交易地遺跡について (2008)
  • 著者名/発表者名: 市原宏一
  • 学会等名: 環バルト海研究会
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 2008-03-01
• [学会発表] 考古学資料からみた中世前期環バルト海世界 (2007)
  • 著者名/発表者名: 市原宏一
  • 学会等名: スラヴ・スカンディナヴィア・ドイツ交流の実相
  • 発表場所: 中央大学
  • 年月日: 2007-07-07