研究課題
基盤研究(C)
本研究では、19世紀にしばしば起こったコレラのパンデミック(世界的大流行)を、主として南アジアに焦点を合わせて解明しようとした。主たる研究成果は、(1)ベンガルに端を発するコレラ・パンデミックの波及経路(インド亜大陸の内部および外部-周辺地域-)、(2)コレラ流行の生態的条件としての「半乾燥熱帯」の問題、(3)19世紀後半のコレラ波及における「紅海ルート」と検疫制度の国際的標準化の問題、(4)19世紀のカルカッタにおける廃棄物および屎尿処理の問題、の四点である。
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地球環境史からの問い-ヒトと自然との共生とは何か(池谷和信編, 岩波書店)
ページ: 72-86
土地希少化と勤勉革命の比較史-経済史上の近世(大島真理夫編, ミネルヴァ書房)
ページ: 251-274
脱植民地化とイギリス帝国(イギリス帝国と20世紀第4巻)(北川勝彦編, ミネルヴァ書房)
ページ: 317-340
地球環境史からの問い
土地希少化と勤勉革命の比較史
脱植民地化トイギリス帝国(イギリス帝国と20世紀第4巻)
帝国とアジア・ネットワーク-長期の19世紀(世界思想社)
ページ: 112-138
Kyoto University, Kyoto Working Papers on Area Studies, JSPS Global COE Program Series No.7, In Search of Sustainable Humanosphere in Asia and Africa No.9
ページ: 1-15
International Journal of Asian Studies Vol.6,Part1
ページ: 140-3
グローバル・ガバナンスの最前線-現在と過去のあいだ(遠藤乾編, 東信堂)
ページ: 180-200
Kyoto University, Kyoto Working Papers on Area Studies, JSPS Global COE Program Series No. 7, In Search of Sustainable Humanosphere in Asia and Africa No. 9
International Journal of Asian Studies Vol. 6. Part 1
遠藤乾編『グローバル・ガバナンスの最前線-現在と過去のあいだ』東信堂
