研究課題/領域番号 |
19530335
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
築達 延征 広島大学, 大学院・社会科学研究科, 准教授 (50255238)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 組織化 / ワークフロー / コーディネーション / オートポイエーシス / 仕組み / 現象学 / IT / 体質 / 職場 / コミュニケーション / 倫理 / 不祥事 / 組織行動 |
研究概要 |
本研究の焦点は、寓話「裸の王様」の宮廷で作動していた「スムーズな流れ」である。「裸の王様」は、職務と役割が連鎖し、その連鎖が悲劇的な結果に導くというスムーズな流れのシナリオを具体的に示したものである。筆者は、日本のIT 企業のイラストレイティブ・ケース・スタディーを用い、このようなスムーズな流れの特性を探求し、概念化した。IT企業で働く社員への「深い」インタビュー調査を通じ、質的データを採取した。日本のIT企業の職場では、オートポイエーシスの特性である構造的カップリングの「亜種」がスムーズな流れを生んでいた。この種のスムーズな流れのため、数えきれない人材と数億円を投じたプロジェクトが失敗し、会社自体も損失を負っていた。
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