研究課題/領域番号 |
19530343
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
稲垣 京輔 横浜市立大学, 国際総合科学部, 准教授 (10327140)
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研究分担者 |
山田 仁一郎 香川大学, 経済学部, 准教授 (40325311)
高橋 勅徳 滋賀大学, 経済学部, 准教授 (70352482)
宇田 忠司 北海道大学, 大学院・経済学研究科, 講師 (80431378)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 行為プロセス / インキュベーション施設 / 起業家活動 / 起業家チーム / クリエイター / インキュベーション / 大学発ベンチャー / 事業空間マップ / 制度的埋め込み / 起業家の行為 / 制度的起業 |
研究概要 |
本研究では、インキュベーション施設を調査対象としながら、起業家とインキュベーション、あるいは起業家間の関係がどのような形で起業家活動やキャリア形成に影響を及ぼすかについて、半構造インタビュー調査に基づきながら分析をおこなった。その結果、インキュベーション施設による支援が産業クラスター形成による地域に根ざした濃密な企業間関係の構築を目的としているものの、起業家が自分の個々のビジネスを安定化、発展させていくことが第一義的な目的である以上、インキュベーション施設によるクラスター形成の目的に反する起業家が数多く存在することが確認された。さらにインキュベーション施設の目的に同調する起業家も、一枚岩的な理念の共有がおこなわれていないことが明らかになった。とりわけ、資源動員の場としてインキュベーションを活用する事例が多く、グループ化によって地域内で新たな秩序を形成していく企業はわずかであった。
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