研究課題/領域番号 |
19530357
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
中村 久人 東洋大学, 経営学部, 教授 (30132111)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 日本企業の国内回帰現象 / 産業空洞化 / マザー工場 / 現地生産 / 「日中双頭」の製品開発 / 国内回帰現象 / 国際競争力 / 企業競争力 / グローバル生産 / VIP工場 / 日中双頭 |
研究概要 |
本研究では、まず日本製造企業の国内回帰現象の増加とその事例、国内回帰現象が生じるいくつかの理由、国内工場と海外工場の関係「役割」、国内回帰現象と産業空洞化の関係、「中国危機」を念頭に置いた国内回帰現象と企業競争力、等について考察した(『経営論集』69号、2007参照)。次いで、日本製造企業の国内回帰現象の本質、グローバル生産とマザー工場の役割、「日中双頭」の製品開発、等について考察した(『経営論集』71号、2008参照)。最後に、より最近の国内回帰現象の事例も勘案しながら、国内回帰現象を生み出す諸要因とその関係を再度整理し、国内回帰現象の本質を模索した(『経営論集』77号、2011参照)。 以上からみえてきたのは、日本の主力工場をマザー工場にして国内に残さなければ、いずれは自社の海外生産拠点が現地での競争に敗れ、生産活動から隔離された国内の研究開発拠点も消滅してしまうであろうということである。そこに本研究の最大の意義と重要性を見出すことができたと考える
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