研究課題/領域番号 |
19530359
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
小阪 隆秀 日本大学, 商学部, 教授 (20120446)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 市場の論理 / 社会の論理 / 企業ガバナンス / ステーク・ホルダー / 企業の社会的責任 / 利己主義 / 利他主義 / コミュニティ / 企業の社会的責任(CSR) / 株式会社革命 / 経営者支配 / 支配の正当性 / 経営イデオロギー / 社会ダーウィン主義 / 管理階層組織 / カール・ポラニー |
研究概要 |
「企業と社会」という近年の研究領域のなかで、「社会の側からの企業ガバナンス」という分析視角ないし分析対象把握概念を提示し、先行研究の理論的な検討と整理をおこなった。そこでは「市場による企業ガバナンス」、「ステーク・ホルダーによる企業ガバナンス」、そして「社会による企業ガバナンス」ということで、企業に対するガバナンスを3つの類型に分けて検討した。このような分析視角のもとで、「社会の論理」が成立する論拠を明らかにし、概念的な整理と体系化をおこなった。これによって、「企業と社会」における両者の概念的な関係、および、「企業の社会的責任」の必要性の論拠を明らかにしようとした。そのような論拠は、大企業が利他的機能を遂行せざるをえないような制度ないし仕組みの創出のために貢献できるであろうと思われる。
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