研究課題/領域番号 |
19530375
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
平木 多賀人 関西学院大学, 経営戦略研究科, 教授 (50208815)
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研究協力者 |
BROWN Stephen J. NYUスターン・スクール・オブ・ビジネス, 教授
荒川 清志 SGセット・マネジメント
大野 三郎 SGセット・マネジメント
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 国際資本市場 / 可変リスクプレミアム / 国際資産評価モデル / リスクプレミアム |
研究概要 |
2007(初)年度では、データに最もフィットしたモデルを個別ファクターとインスツルメント変数で特定し、主に、先進国株式市場におけるマクロ経済およびセンチメント・ファクターの市場でのプライシングの検証を行った。2008(最終)年度では、債券市場をも含めた国際資本市場における期待リターン=リスクプレミアム関係を、さらにより精微化した異時点間条件付国際APTモデルとして再推定し、可変リスクプレミアムが国際間の相関(価格連動)の変化に影響を及ぼすメカニズムを1984年から2007年までの月次データを用いて検証した。その結果、国際市場における最近の連動性(相関)、すなわちリスクの上昇が、ファクター(あるいはファクターリスク)だけでなく、可変リスクプレミアムによってもたらされたことを証明することができた。また、リスクプレミアムの変動は、国際金融市場での主要な(特に負の)出来事とほとんど完全に対応・連動するパターンを有し、近年上昇した国際市場リスクにより貢献していることが明らかになった。
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