研究課題/領域番号 |
19530408
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大石 桂一 九州大学, 大学院・経済学研究院, 准教授 (10284605)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | PFI / 国際会計基準 / 会計規制 / 収益認識 / IFRIC 12 / EU / VFM |
研究概要 |
EUのPFI会計基準(IFRIC 12)の特徴は「リスク経済価値アプローチ」ではなく「支配アプローチ」を採用している点にある。その結果、民間部門側のPFI関連資産として金融資産と無形資産のいずれが計上されるかで収益認識のあり方は大きく異なる。また官民の適切なリスク分担を反映するという点でも問題が多い。EUではIFRIC 12の承認が難航したが、このことは各国の経済政策遂行におけるPFIの重要性のみならず、その会計処理いかんでPFIに期待される役割が十分に果たされなくなるおそれがあることを示している。
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