研究課題/領域番号 |
19530438
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
黒田 由彦 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 准教授 (30170137)
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研究分担者 |
米田 公則 椙山女学園大学, 文化情報学部, 教授 (50195864)
谷口 功 愛知学泉大学, コミュニティ政策学部, 講師 (50465506)
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研究協力者 |
米田 公則 (50195864)
谷口 功 (50465506)
徐 春陽
木田 勇輔
福田 絵都
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 地域社会 / 外国人労働者 / 研修・技能実習制度 / エスニシティ / 中国人研修生・技能実習生 / 地域産業 / 移民 / 定住化 / 都市-リージョン / 中国人研修生 |
研究概要 |
地域産業が直面する労働力不足解消という点から見ると、いままでのところ研修・技能実習制度は「巧妙」な制度であったといえる。外国人単純労働者を入れないという政策を維持しながら安価な単純労働者を期限付きで導入することに概ね成功してきたからである。実際には単純労働に従事する外国人がある一時点をとると十数万人日本に居住しているのに、期限付きであるが故に定住化につながっていない。「国際貢献のための研修・技能実習」という建前を双方が尊重するふりをしながら、片や良質の労働力の確保、片や手っ取り早い貯金という目標に向かって、このなかで得られる互いの利益を最大化するよう、また制度のルールを踏み外さないよう微妙なバランスをとることができるかぎり研修・技能実習制度は機能するだろう。
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