研究課題/領域番号 |
19530443
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大野 俊 九州大学, アジア総合政策センター, センター長,教授 (10448409)
|
研究分担者 |
飯島 真里子 上智大学, 一般外国語教育センター, 講師 (10453614)
大久保 明男 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (10341942)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 日系人 / アイデンティティ / 市民権 / 帰還移民 / 世代「格上げ」 / エスニック移民 |
研究概要 |
フィリピン、インドネシア、中国からの日本定住日系「帰還」移民(二世~四世)について、日本と送出国の双方で実証的研究を実施した。フィリピンとインドネシアの日系人は、永住権保持者が着実に増えているが、雇用は全般に不安定で、日本語能力の不足もあり、送出国への帰属意識の変化は顕著ではなかった。中国からの日系人については、政府の支援施策もあり、日本国籍保持者が増え、「日本人」にも「中国人」にもなりきれない複雑なアイデンティティの持ち主が多いことが示唆された。
|