研究課題/領域番号 |
19530452
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
要田 洋江 大阪市立大学, 大学院・生活科学研究科, 教授 (90117987)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 障害学 / 障害の社会モデル / 障害の個人(医学)モデル / 近代社会秩序 / 排除の差別 / 近代学校教育制度 / 重度知的障害者 / 書字支援 / 「障害者」概念の実体化 / 能力主義的教育制度 / 障害文化 / 「軽度」障害者 / 障害の医学モデル / 知的障害の定義 / コミュニケーション支援 / 社会的排除 / 隔離収容主義 / 重度知的障害児・者 / 「知的障害」の定義 / 専門的知識 / 生活の質 / 社会的障壁 / ファシリテイテッド・コミュニケーション / AAC / ライフストーリー法 |
研究概要 |
障害者権利条約にみるように世界の潮流は「障害の社会モデル」に転換したが、日本社会の社会諸制度は、依然として「障害の個人(医学)モデル」のままである。特に学校教育制度が「障害の個人モデル」に基づく障害児の分離教育を採用しているため、障害のある人びとの間にも「障害ヒエラルキー」を生みだしている。また、障害者家族への社会的支援が彼らの生活世界から捉えた「障害の社会モデル」ではないために、本人と家族の間に溝を生じさせ、双方に精神的葛藤を導いている。
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