研究課題
基盤研究(C)
適応上の問題の生じやすい幼稚園から小学校への環境移行期に焦点を当て、子どもの情動制御から仲間関係における適応を検討した。結果は以下の通りである。1.ネガティブ感情喚起後の安静時の鼻頭体表温は情動の回復の指標となる。2.幼児期の生理学的指標上の情緒制御の乏しさは仲間関係の乏しさや不適切な社会的行動(外在化・内在化問題行動)と関連する。3.年長幼児期に豊かな仲間関係を持つことは、小学1年生の適応的行動を予測する。
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千葉大学教育学部研究紀要 58
ページ: 37-42
千葉大学教育学部研究紀要 57
ページ: 119-124
120007065466
Handbook of Cultural Developmental Science. East and Southeast Asia : Japan, South Korea, Vietnam, and Indonesia.(Psychology Press.)
発達心理学の最先端:認知と社会化の発達科学 幼児期II(あいり出版)