研究課題
基盤研究(C)
『教育修身研究』誌は、「文検」の受験雑誌であった。受験の技法や情報を伝達するとともに、教師としての人間的教養の蓄積や「文検」受験を通しての人間的な成長を主張した。1937年7月以降日中戦争が本格化するにつれて、その時局の変化が「文検」の試験問題に強い影響を与えた。同誌発行の中心人物は島為男であったが、その戦前戦後を通じた教育活動と著作は今日改めて評価されないといけない。
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神戸大学発達科学部教育科学論コース 第11号