研究課題/領域番号 |
19530835
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
徳本 弘子 埼玉県立大学, 看護学科, 教授 (00315699)
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研究分担者 |
佐藤 雄二 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (10196280)
丸岡 弘 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80325985)
添田 啓子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (70258903)
工藤 香里 (工藤 里香) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (80364032)
関根 正 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (20404931)
東宏 行 (00425373)
國澤 尚子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (20310625)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | PBLテュートリアル / 初年次学生 / スタディ・スキルズ / 学習過程 / 発話分析 / 問題解決能力 / 初年次教育 / 議論過程 / テュータの介入 / トランザクション分析 / 議論の質 / 共同学習 / テュータの役割 / 習得過程 / 発話のトランザクション / 自己評価・リフレクション / トランザクション |
研究概要 |
本研究は、スタディ・スキルズを、思考のスキル、表現スキル、自己評価のスキルと定義し、大学の初年次学生を対象とした議論を用いた授業、PBLテュートリアル(Problem-based Leaning tutorial,以下PBLテュートリアル)の過程で、どのようにスタディ・スキルズを習得するか、また、その過程のテュータの役割を明らかにすることを目的にした実証研究である。結果、スタディ・スキルズは、以下の3段階を経て段階的に習得されることを明らかにした。1)新たな学習方法に戸惑いつつ大学でのスキルを知る段階。2)スキルを使って議論し、スキルを自己評価し、スキルの効果を体験する段階3)学生自ら議論内容が吟味でき、議論内容の再構築ができ、スキル習得の成果と課題が評価できる段階。この過程におけるテュータの役割は、初期の段階で学生の外化を支援し思考、表現スキルの足場づくりを行い、スキルの自己評価の吟味を支援することであった。
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