研究課題/領域番号 |
19530880
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 大阪人間科学大学 |
研究代表者 |
谷 晋二 大阪人間科学大学, 人間科学部, 教授 (20368426)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | スタッフトレーニング / 特別支援教育 / スタッフ / トレーニング開発 / 応用行動分析 |
研究概要 |
本研究の目的は、特別支援教育に関わるスタッフトレーニングプログラムを開発し、その有効性を検討することである。そのため、1.ABA基礎知識テスト(KT-ABA)の開発、2.KT-ABAの妥当性の検討、3.研修プログラムの作成(テキスト、ワークブック、研修DVD)、4.研修プログラムの妥当性の検討を行った。 その結果、以下のような知見が得られた。 開発したABA基礎知識テスト(KT-ABA)は、ABAの基礎知識の学習後有意に得点が増加しているため、学習の成果をよりよく反映していると考えられた。KT-ABAは妥当性、有用性の高いテストであることが示された。開発した訓練プログラムは、ABAの基礎知識を指導する際に効果的であった。しかしながら、知識の学習だけでは実際の指導スキルの改善は十分ではなかった。したがって、特別支援教育に関わるスタッフの指導においては、知識の学習と指導スキルの指導を実際の場面で行っていかなければならない。 特別支援教育に関わるスタッフのトレーニングでは、従来スタッフ・教員研修で行われている講演や講義などのレクチャー形式の指導だけでなく、実施の指導場面での指導が重要で、今後の教員研修の在り方に反映させていく必要がある。
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