研究課題/領域番号 |
19540231
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
大域解析学
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研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 |
研究代表者 |
桑野 泰宏 鈴鹿医療科学大学, 医用工学部, 教授 (80309038)
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研究分担者 |
白石 潤一 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 准教授 (20272536)
長谷川 浩司 東北大学, 大学院・理学研究科, 講師 (30208483)
中屋敷 厚 九州大学, 大学院・数理学研究院, 准教授 (10237456)
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連携研究者 |
中屋敷 厚 九州大学, 大学院・数理学研究院, 准教授 (10237456)
白石 潤一 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 准教授 (20272536)
長谷川 浩司 東北大学, 大学院・理学研究科, 講師 (30208483)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 楕円量子可積分系 / (Z / nZ)対称模型 / ボソン化構成法 / 相関函数 / アフィン量子群 / 運動の積分 / 差分パンルヴェVI型方程式 / 量子離散ガルニエ系 / 8頂点模型 / Zn対称模型 / シグマ函数 / qKZ方程式 / Koornwinder多頂式 / 離散パンルベVI型方程式 |
研究概要 |
本研究では、楕円量子可積分系のうち(Z/nZ)対称模型の相関函数を系統的に求めるための枠組みについて考察・研究した。(Z/nZ)対称模型と双対なA 型非制限面模型の物理量を変換する際に必要となるテール作用素と呼ばれる非局所作用素のボソン表示を構成し、(Z/nZ)対称模型の相関函数の積分表示を書き下した。さらに、相関函数のうち最も簡単な1点函数について、積分計算を実行し自発電化を求めた。こうして得られた自発電化が、1993年に桑野自身が相関函数のみたす差分方程式を解いて得た無限積表示に一致することをたしかめた。
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