研究課題
基盤研究(C)
我々は、すばるディープフィールド0.25平方度にわたる近赤外線撮像観測をUKIRT/WFCAMを用いて行い、そのデータよりz~2銀河のカタログを製作した。これを用いてz~2の星形成銀河のクラスタリングを探り、この時代の星形成銀河が近傍の渦巻銀河に進化して行く可能性が高いことを示した。また、この時代の受動的進化をしている銀河は質量の小さいものが少なく、10^<11>太陽質量よりも軽い楕円銀河はまだ形成過程にある可能性を示唆した。さらにすばる望遠鏡/MORICSによる近赤外線分光観測からこれら銀河の詳細な性質を探り、z~2時代ではすでに星形成がかなり進んでおり、星間ガスの重金属汚染が我々近傍の銀河並みに進んでいることを明らかにした。
すべて 2010 2009 2008 2007 その他
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (16件) 備考 (1件)
Astrophysical Journal Vol. 697
ページ: 1410-1432
Publication of Astronomial Society of Japan Vol. 61
ページ: 487-491
10025599240
Astrophysical Journal Vol. 691
ページ: 140-151
The Astrophysical Journal 697
Publications of the Astronomical Society of Japan 61
The Astrophysical Journal 691
ASP Conference Series Vol. 399
ページ: 487-487
ページ: 282-282
ページ: 274-274
ASP Conference Series:"Panoramic Views of Galaxy Formation and Evolution" 399
ASP Conference Series: "Panoramic Views of Galaxy Formation and Evolution" 399
Astrophysical Journal Vol. 660
ページ: 72-80
The Astrophysical Journal 660
http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/~kmotohara/wfcam/