配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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研究概要 |
5次元時空において余剰次元をツイストさせることによって,大域的に非自明なKaluza-Klein型の漸近平坦性をもつブラックホールの厳密解を得ることができる.この方法を用いて,電荷をもったブラックホール,余剰次元方向に回転するブラックホール,最大荷電多体ブラックホールなど,一連のKaluza-Klein型ブラックホール解を構成した.これらの厳密解を用いることによって,ブラックホール地平面のトポロジー,地平面の解析性,解の安定性,ブラックホール熱力学,ブラックホールの合体,ブラックホール周りの試験物体の運動,などについて余剰次元の効果を解析し,物理的性質を明らかにした.
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