研究課題/領域番号 |
19540338
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
川上 則雄 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10169683)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | メゾスコピック系・局在 / 量子ドット / 理論 / 量子輸送 / 超伝導 / アンドレーフ反射 / 近藤効果 / 干渉効果 / ナノ量子系 |
研究概要 |
本課題では量子ドットをベースとしたナノ量子複合系の電子相関と干渉効果の理論的研究を行った。特に、スピンおよび軌道自由度に起因する量子特性をアンダーソンモデルの厳密解、NCA近似などを用いて明らかにした。その結果、多軌道効果、近藤効果、干渉効果が織りなす新奇な輸送特性を見出した。さらに超伝導リードと結合した量子ドット系を考察し、近藤効果と超伝導相関の競合により生み出される多体効果を明らかにした。
|