研究課題/領域番号 |
19540405
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
|
研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
小田垣 孝 東京電機大学, 理工学部, 教授 (90214147)
|
研究分担者 |
吉森 明 九州大学, 大学院・理学研究院, 准教授 (90260588)
松井 淳 九州大学, 大学院・理学研究院, 助教 (10274424)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | ガラス転移 / 自由エネルギーランドスケープ / 遅い緩和 / 密度汎関数理論 / 非平衡統計力学 / ランジュバン方程式 / 比熱・エントロピー / α緩和・β緩和 / 初到達時間分布 / 複雑ネットワーク / ポリアモルフィズム / レナード・ジョーンズ・ガウス ポテンシャル / フェイゾンフリップ / クラマース理論 / 一成分単純液体 |
研究概要 |
液体を急速に冷却してガラス化させる過程で見られる種々の現象を統一的に説明できる理論を構築した。まず、通常の平衡統計力学を自由エネルギーランドスケープに基づいて再定式化し、比熱の跳び、構造エントロピーの特徴が説明できることを示した。次いで、自由エネルギーランドスケープ上の系の時間発展を解析し、種々の遅い緩和の特徴が完全に説明できることを示した。また、分子動力学シミュレーションにより一成分単純系のガラス化に成功した。
|