研究課題/領域番号 |
19540426
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
山本 隆夫 群馬大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80200814)
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研究分担者 |
土橋 敏明 群馬大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30155626)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 液晶ゲル / 透析 / moving boundary描像 / 潮汐力 / 不均一化学ポテンシャル / 境界面 / 非平衡熱力学 / 高分子鎖の伸長 / Moving Boundary描像 / ラプラスの方程式 / キトサン / 中和過程 / 二段階液晶ゲル化 / マイクロレオロジー / X線散乱 / Fermion描像 / 膨潤・収縮 / 吸着と放出 / スケーリング則 / 自己組織化 / 二次元格子Fermion描像 / 緩和時間 |
研究概要 |
カードランどの高分子鎖の濃厚溶液をカチオン水溶液に透析することで、ゲルでありながら複屈折性をもつ液晶ゲルが形成されることが知られている。この液晶ゲル化過程は、次のように理解できることがわかった。[1]透析外液が透析内液と混合する際に、熱力学的性質が大きく変わる境界面が生じる。[2]この境界面では高分子鎖に"潮汐力"が働きその潮汐力により高分子鎖は伸長される。[3]透析外液により凝集・沈殿環境へと高分子溶媒が変化した結果、伸長高分子がゲル化する。この液晶ゲル化の多様性と普遍性を記述する巨視的な描像(generalized moving boundary描像)と微視的な統計力学的モデルを構築した。
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