研究課題/領域番号 |
19540451
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
小田 啓邦 独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (90356725)
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研究分担者 |
横山 祐典 東京大学, 海洋研究所 (10359648)
中田 正夫 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (50207817)
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連携研究者 |
中田 正夫 九州大学, 大学院理学研究院 (50207817)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 地磁気エクスカーション / 海水準変動 / メルトウォーターパルス1A / コアーマントル境界 / 慣性モーメント / 堆積物 / 自然残留磁化 / 続成作用 / 海水凖変動 / 古地磁気 / メルトウオーターパルス1A |
研究概要 |
本研究に先立って,我々は九州西方海域から1万4千年前の急激な地球磁場変動の記録を得た。1万4千年前の氷河期から温暖期への移行期に起こったとされる急激な海水準上昇で地球の慣性モーメントが変化し,地球の回転速度が変化したことで地球磁場変動が起こったと仮説を立て,証拠固めを目指して研究を行った。九州西方海域で採取した4本の柱状堆積物試料のうち1本で1万2千年前の地球磁場の方位と強度の異常が確認されたが,他の3本では確認されなかった。さらに,異常を示した層準から別試料を採取して再測定したが,異常は確認されなかった。異常の原因は堆積後に生成された不安定な磁性鉱物によると思われる。
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