研究課題
基盤研究(C)
北太平洋中-高緯度、低緯度域、南大洋の深海底コアの分析により、3つの珪藻ブループが地球環境の変動に駆動されて、グローバルなスケールでダイナミックな進化をしてきたことを明らかにした。暖流系のCrucidenticula属は,4つの進化系列がそれぞれ温暖期に分化して分布範囲を広げた。寒流系のDenticulopsis属は、広域分布を示す1系列を除き6系列が南北両半球の中-高緯度に分布する両極分布パターンをとり、両半球間の遺伝的交流期と分断期を繰り返しながら、複雑な進化をとげた。寒流系のNeodenticula属は、先祖段階では両極分布を示すが、鮮新世に入ると交流は途絶え、北半球集団はNeodenticula属まで進化したが、南半球集団は進化しないまま絶滅した。
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