研究課題/領域番号 |
19540518
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
プラズマ科学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
三重野 哲 静岡大学, 理学部, 教授 (50173993)
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研究分担者 |
白谷 正治 九州大学, システム情報科学研究, 教授 (90206293)
薄葉 州 産業技術総合研究所, 第5事業所, 主任研究員 (90160259)
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連携研究者 |
白谷 正治 九州大学, システム情報科学研究科, 教授 (90206293)
薄葉 州 産業技術総合研究所, 第5事業所, 主任研究員 (90160259)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 炭素クラスター / アーク放電 / ミー散乱計測 / 合成過程 / 拡散と融合 / ナノチューブ / 微小重力 / 無対流 / 冷却合成過程 / ナノチューブ合成 / 微粒子空間計測 / 微粒子コレクター |
研究概要 |
単層炭素ナノチューブや金属内包フラーレンなどの高品質・高効率合成法の開発が重要であるがまだ研究途上にある。ここでは、アーク放電法による炭素クラスター合成時、気相へ昇華した炭素原子がどのようにクラスター集合体を作って行くか、その場測定をし、合成特性をあきらかにしたい。そこで、レーザーミー散乱法を用い、レーザー2重パルス変調法とロックイン検出法を採用した。その結果、アークプラズマ上方で凝集していくクラスター微粒子のサイズと密度を時間・空間分解して測定することに成功した。次に古典的ミー散乱理論を計算し、誘電体球モデルにおける粒子径と2方向(15°と90°)散乱強度比の関係を得た。そして、実験・理論の比較より粒子サイズと密度を見積もることができた。炭素クラスターのレーザーミー散乱測定は世界でも初めての実験と見ている。
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