研究課題/領域番号 |
19550018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
石田 祐之 岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (70193331)
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研究分担者 |
後藤 和馬 岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 助教 (20385975)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 結晶構造 / 分子構造 / 水素結合 / X線構造解析 / 核四極共鳴 / 相転移 |
研究概要 |
結晶中における強い水素結合の静的構造と動的構造を明らかにする目的で、単結晶X線回折と核磁気共鳴(NMR)・核四極共鳴(NQR)の測定を行った。対象とした系は、短いN-H...O(あるいはN...H-O)型水素結合をもつと期待される、クロラニル酸-ピリジン類およびクロロニトロ安息香酸-ピリジン類である。主な成果は、 (1)クロラニル酸-フェナジン1 : 1化合物における強誘電体相間の相転移とO...H...N水素結合との関係の解明(2)クロラニル酸-1, 2-ジアジン1 : 2化合物におけるN...H...O水素結合系のポテンシャルエネルギーの解明(3)プロトン移動を伴う短いN...H...O水素結合を有するクロロニトロ安息香酸-キノリン及びクロロニトロ安息香酸-フタラジン化合物系の発見である。
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