研究課題/領域番号 |
19550024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
川村 春樹 兵庫県立大学, 大学院・物質理学研究科, 教授 (00192005)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 結晶構造 / X線回折 / 相転移 / 固体水素 / 超高圧・低温 / 放射光 / 超高圧 / ラマン分光 / 無秩序-秩序転移 / ラマン散乱 |
研究概要 |
固体水素III相のX線回折実験に始めて成功した。相の同定のためラマン分光をX線回折と同時に行った。III相でもII相と同様に2本の回折線が得られた。II-III相転移に際して、回折線のd-値は連続的に変化し、この2本の回折線はhcp構造で指数付けすることができた。hcp構造のa-軸は転移の前後で殆ど変化しないが、c-軸は急激な減少を示した。III相の結晶構造は六方格子を基本構造として、単位格子内で向きの異なるいくつかの分子がc-軸に垂直に配列した構造になるものと推測された。
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