研究課題
基盤研究(C)
化学反応の活性化過程では、基底状態とは異なる分極率を有する活性錯合体(遷移状態)を形成することが多い。通常の溶媒では、分子の分極率の変化に呼応して、瞬時(1-10ピコ秒程度の速さ)に溶媒分子の配向変化が起こるが、粘稠なイオン液体ではその変化は遅いと考えられる。化学反応の速度は基底状態から遷移状態に至るエネルギー変化と時間スケールによって支配されるので、本研究では、反応の活性化過程に対応するイオン液体の配向変化を速度論的パラメータとして表現できないかと考えて、実験を遂行した。
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