研究課題/領域番号 |
19550099
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小笠原 正道 北海道大学, 触媒化学研究センター, 准教授 (70301231)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 螺旋不斉 / ホスフィン / ジエン / 不斉配位子 / 不斉合成 / ボスフィン / 遷移金属錯体 / 均一系触媒 / 光学分割 / エナンチオマー / ラセミ体 |
研究概要 |
本研究では、立体配座の自由度を規制した共役ジエン構造に基づく螺旋不斉を基とする新規ジホスフィン配位子を設計し、その合成を行った。得られたラセミ体の化合物は、キラルHPLCにより熱的に安定な2つのエナンチオマーに分割することがでた。さらには、ジホスフィンオキシドを2つのエナンチオマーに効率良く分割する手法を見出した。一方、ジホスフィンオキシドのシランによる還元では炭素ーリン結合の開裂がおこり、目的とするホスフィンを得る事はできなかった。光学活性ジホスフィンオキシドを、不斉有機触媒としてアリルシランによる不斉アリル化に応用し、優れた不斉誘起能があることを見出した。
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