研究課題/領域番号 |
19550101
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
平野 雅文 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 准教授 (70251585)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 炭素-水素結合の活性化 / ルテニウム / 酸 / フェノール誘導体 / 反応機構 / 炭素-水素結合の切断 / アリールオキソ基 / πアリル基 / 酸会合体 |
研究概要 |
置換フェノキソ基を持つ一連のルテニウム(II)錯体RuCp(OAr)(PPh_3)_2 を新規に合成した。2-アリルフェノキソ基を持つ錯体RuCp(OC_6H_4CH_2CH=CH_2)(PPh_3)_2では、触媒量のブレンステッド酸により、炭素-水素結合が切断され、πアリル錯体RuCp[n^3-C_3H_4(C_6H_4OH-2)](PPh_3)が定量的に生成した。この反応は、酸素の孤立電子対およびベンジル位の水素とブレンステッド酸が水素結合をした酸会合体を経由し、協奏的な炭素-水素結合が切断される新規な結合切断機構により進行していることを熱力学及び動力学的研究により解明した。
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