研究課題
基盤研究(C)
ヘムタンパク質の機能は、ヘムの電子構造とヘム周辺アミノ酸との相互作用により決定されているが、ヘムの電子状態と機能との詳細はあまり検討されていない。そこで、本研究では、ヘムの電子構造に着目し、ピロール、ポルフィリン、ヘムへのフッ素基(F基、CF_3基)の導入を行った。そして、フッ素の利点を用いた構造と機能の関係を^<19>F-NMRと酸塩基平衡定数の測定を用いて解析した。そして、ヘム鉄の電子密度の低下が酸素親和力を低下させることを確認した。
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Journal of the American Chemical Society 132
ページ: 6091-6098
http://www.nagaoka-ct.ac.jp/mb/index.files/Page1144.htm