研究課題/領域番号 |
19550193
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
橋本 忍 名古屋工業大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (10242900)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | アスベスト / クリソタイル / クロシドライト / アモサイト / フォルステライト / 高周波磁器 / 無害化 |
研究概要 |
わが国で使用されたアスベストの中で最も使用頻度の高かったクリソタイルについて、またその含有量の多い「吹き付けアスベスト」からのクリソタイルの抽出と無害化、およびその処理物の有効活用を考えた。基礎的に、クリソタイルの電子セラミックスである高周波磁器の原料としての有効性を検討するために、クリソタイルの塩酸による無害化と、得られた非晶質シリカと試薬のマグネシアとの高温固相反応によるフォルステライトの作製を行った。得られたフォルステライトの高周波磁器としての性能指標である誘電率と品質係数について評価した。その結果、クリソタイルを原料とするフォルステライトの誘電率 : εは6~7、品質係数Q・f(GHz)値は50000弱で・有害廃棄物質であるクリソタイルから付加価値の高い電子材料へ転換利用できる可能性を見出した。
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