研究課題/領域番号 |
19550197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 大阪電気通信大学 |
研究代表者 |
川口 雅之 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (10268295)
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研究分担者 |
村松 康司 兵庫県立大学, 工学研究科, 教授 (50343918)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 化学気相蒸着 / 電子分光 / 電子構造 / 構造・機能材料 / 複合材料・物性 |
研究概要 |
化学気相蒸着法を用い、高結晶性でグラファイト様層状構造を有するBC_2NおよびBC_6N組成の材料を作製した。気相法と電気化学法を用いて、ナトリウムがBC_2Nにインターカレーションされた。これは、グラファイトにナトリウムがインターカレーションされないことと異なる結果であった。X線吸収分光分析の結果より、BC_2Nの非占有π*軌道の強度は比較的大きく、その軌道の底のエネルギーがグラファイト、低結晶性カーボン、およびBC_6Nのエネルギー位置より低いことが明らかとなった。この結果は、BC_2Nが他のホスト材料よりアルカリ金属をインターカレーションさせやすいことを示している。
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