研究課題/領域番号 |
19550209
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
岡本 健一 山口大学, 大学院・理工学研究科, 教授(特命) (20029218)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 高分子機能材料 / ブロック共重合体 / スルホン化ポリイミド / ミクロ相分離構造 / プロトン伝導の異方性 / 固体高分子形燃料電池 / プロトン伝導 / ミクロ相分離 / 異方性 |
研究概要 |
2,2'-ビス(4-スルホフェノキシ)ベンジジンと非スルホン化ジアミンとナフタレン系テトラカルボン酸二無水物とから合成したブロック共重体は、透過電子顕微鏡観察から、親水性と疎水性層状ドメインが膜面方向に配向したミクロ相分離構造を示した。層状ドメイン構造は、膜膨潤の異方性(膜面方向に比べて膜厚方向に大きく膨潤)の増加を生じた。その結果、膜面方向のプロトン伝導度は大きく増加したが、膜厚方向の伝導度は大きく減少し、燃料電池発電性能は、ランダム共重合体に比べて、特に低加湿で大きく低下した。これを基に新規な芳香族系ブロック共重合電解質膜を開発した。
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