研究課題/領域番号 |
19560154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 独立行政法人国立高等専門学校機構宇部工業高等専門学校 |
研究代表者 |
後藤 実 独立行政法人国立高等専門学校機構宇部工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (00435455)
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研究分担者 |
秋本 晃一 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (40262852)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ナノ材料 / トライボロジー / 超薄膜 / 表面・界面物性 / 放射線X線粒子線 |
研究概要 |
Si(111)清浄表面に1原子層の銀原子が化学吸着したSi(111)√<3>×√<3>-Ag表面上に成膜した銀多結晶膜の摩擦特性と膜構造変化の関係を調査した。その結果、基板の塑性変形が生じない荷重条件で平均膜厚が10nm以下のときに摩擦作用によって膜の再配向(摩擦配向)が生じ、摩擦配向面上では銀薄膜はエピタキシャル成長することが明らかになった。また、成膜基板表面の組成を適切に選べば、摩擦配向部と未配向部の結晶配向度の差を制御しうることが示され、摩擦作用による新たな薄膜加工プロセス創製の実現可能性を示した。
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