研究課題
基盤研究(C)
本研究では, 遷移レイノルズ数領域における矩形断面対称急拡大流路内流れを解析の対象とし, 三次元剥離流れおよび壁面からの熱伝達特性を調査した. レイノルズ数の増加にともない, 流路内の流れは, 定常対称流れ, 定常非対称流れ, 非定常流れへと遷移する. 流れの遷移によって熱伝達特性は大きく変化し, 非定常流れでは, 再付着領域においてはスパン方向に軸を持つ渦に, それより下流域では流れ方向に軸を持つ渦により熱伝達が促進されることを明らかにした.
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Journal of Thermal Science Vol.16
ページ: 353-359
Journal of Thermal Science 16(4)