大気圧非平衡プラズマによる有害ガス処理過程のモデリング手法の確立

• 研究課題/領域番号: 19560297
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 電力工学・電気機器工学
• 研究機関: 首都大学東京
• 研究代表者: 杤久保 文嘉 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90244417)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2007年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
• キーワード: 有害ガス処理 / 窒素酸化物除去 / プラズマ化学反応 / プラズマ促進触媒反応 / 放電シミュレーション / 選択接触還元法 / 数植シミュレーション

研究概要

低温で化学反応性に優れる大気圧非平衡プラズマは, 有望な有害ガス処理技術である。本研究では, (1)大気圧非平衡プラズマ(特にストリーマ)の生成, (2)ラジカルを起点とした反応過程を反映したシミュレーションモデルを構築し, 窒素酸化物除去過程に適用した。更に, 大気圧非平衡プラズマと触媒を組み合わせたハイブリッド装置を対象に触媒反応のモデリングを行った。得られたシミュレーション結果より, 反応過程の詳細を議論している。

研究成果

• [雑誌論文] Modeling for Plasma-Enhanced Catalytic Reduction of Nitrogen Oxides (2009)
  • 著者名/発表者名: F. Tochikubo
  • 雑誌名: Thin Solid Films (掲載決定)
• [雑誌論文] Modeling for Plasma-Enhanced Catalytic Reduction of Nitrogen Oxides (2009)
  • 著者名/発表者名: F. Tochikubo
  • 雑誌名: Thin Solid Films 掲載決定
  • 査読あり
• [雑誌論文] プラズマと還元触媒を併用したNOx処理における反応生成物 (2007)
  • 著者名/発表者名: 吉澤速人, 杤久保文嘉, 内田諭, 渡辺恒雄
  • 雑誌名: 電気学会論文誌A 127巻 ページ: 193-198
  • NAID: 130000085352
  • 査読あり
• [雑誌論文] プラズマと還元触媒を併用したNOx処理における反応生成物 (2007)
  • 著者名/発表者名: 吉澤速人, 杤久保文嘉, 内田諭, 渡辺恒雄
  • 雑誌名: 電気学会論文誌A 127 ページ: 193-198
  • NAID: 130000085352
  • 査読あり
• [学会発表] シミュレーションから高気圧プラズマの何が予測できるか (2009)
  • 著者名/発表者名: 杤久保文嘉
  • 学会等名: 平成21年電気学会全国大会
  • 発表場所: 北海道大学(札幌)
  • 年月日: 2009-03-18
• [学会発表] シミュレーションから高気圧プラズマの何か予測できるか (2009)
  • 著者名/発表者名: 杤久保文嘉
  • 学会等名: 平成21年電気学会全国大会
  • 発表場所: 北海道大学(札幌)
  • 年月日: 2009-03-18
• [学会発表] 放電基礎過程からみた大気圧非平衡プラズマ (2009)
  • 著者名/発表者名: 杤久保文嘉, 内田諭
  • 学会等名: プラズマ科学シンポジウム2009/第26回プラズマプロセシング研究会
  • 発表場所: 名古屋大学(名古屋)
  • 年月日: 2009-02-04
• [学会発表] Modeling for Plasma-Enhanced Catalytic Reduction of Nitrogen Oxides (2008)
  • 著者名/発表者名: F. Tochikubo
  • 学会等名: 9th Asia-Pacific Conference on Plasma Science and Technology
  • 発表場所: 黄山(中国)
  • 年月日: 2008-10-09
• [学会発表] Numerical Simulation of Plasma-Assisted Selective Catalytic Reduction of Nitrogen Oxides (2008)
  • 著者名/発表者名: F. Tochikubo
  • 学会等名: 11th International Symposium on High Pressure Low Temperature Plasma Chemistry
  • 発表場所: オレロン島(フランス)
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] Numerical Simulation of Plasma-Assisted Selective Catalytic Reduction of Nitrogen Oxides (2008)
  • 著者名/発表者名: F. Tochikubo
  • 学会等名: 11th International Symposium on High Pre-ssure Low Temperature Plasma Chemistry
  • 発表場所: オレロン島(フランス)
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] 大気圧パルス放電における物理・化学と環境浄化技術への応用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 杤久保文嘉
  • 学会等名: 第69回応用物理学会学術講演会
  • 発表場所: 中部大学(春日井)
  • 年月日: 2008-09-03
• [学会発表] プラズマ促進選択接触還元法によるNOx除去における触媒配置の検討 (2008)
  • 著者名/発表者名: 吉澤速人, 杤久保文嘉, 内田諭, 渡辺恒雄
  • 学会等名: 平成20年電気学会全国大会
  • 発表場所: 福岡工業大学(福岡)
  • 年月日: 2008-03-19
• [学会発表] プラズマ促進選択接触還元によるNOx除去のための触媒反応のモデリング (2008)
  • 著者名/発表者名: 細見佳彦, 杤久保文嘉
  • 学会等名: 平成20年電気学会全国大会
  • 発表場所: 福岡工業大学(福岡)
  • 年月日: 2008-03-19
• [学会発表] Influence of Reaction Temperature on NOx Removal Property by Plasma-Assisted Selective Catalytic Reduction with γ-Al_2O_3 Pellet (2007)
  • 著者名/発表者名: H. Yoshizawa, F. Tochikubo, S. Uchida and T. Watanabe
  • 学会等名: 2007 Japan-Korea Joint Symposium on Electrical Discharge and High Voltage Engineering
  • 発表場所: 芝浦工業大学(東京)
  • 年月日: 2007-11-16
• [学会発表] Numerical Simulation of Reaction Processes in Flue Gas Treatment Using Dielectric Barrier Discharge (2007)
  • 著者名/発表者名: F. Tochikubo
  • 学会等名: 第20回プラズマ材料科学シンポジウム
  • 発表場所: 名古屋大学(名古屋)
  • 年月日: 2007-06-21