研究概要 |
本研究では, 連続可変動弁機構付きのV型6気筒SI(Spark Ignition)エンジンを制御対象として,(1) エンジン始動制御,(2) トルクデマンド制御を実現する制御手法を開発し, ベンチマークテストを行いすべての設計仕様が満足されていることを確認した. エンジン始動制御では, 吸気バルブリフト量のみを主体としてエンジン制御をおこない, 離散時間極値探査制御を実現した. また, トルクデマンド制御では, 吸気バルブリフト量の制御にスミスのむだ時間補償に基づくセルフチューニング制御を応用し, ロバストな制御を実現した.
|