社会資本の維持管理技術確立のための腐食環境評価

• 研究課題/領域番号: 19560483
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 構造工学・地震工学・維持管理工学
• 研究機関: 琉球大学
• 研究代表者: 押川 渡 国立大学法人 琉球大学, 工学部, 准教授 (80224228)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2007年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
• キーワード: 維持管理工学 / 腐食環境評価 / 維持管理 / 長寿命化 / ACMセンサ / 海塩付着量 / 環境評価 / 延命化

研究概要

島嶼地域における社会資本の維持管理のために,実際の大型鋼構造物の部位別腐食環境評価をACM センサを用いて行った。センサ出力と腐食量の関係は,1 ヶ月の短期間の測定においては,センサ出力が低い領域で,従来の結果よりも腐食速度が大きくなっていた。1 年間にわたり継続して計測したセンサ出力と腐食量の関係は,降雨がかからない内桁では屋内の関係式と一致しており,外桁では屋外の関係式で表されることが判明した。

研究成果

• [学会発表] Fe/AgおよびZn/Ag対ACM型腐食センサによる腐食環境評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 押川 渡, 長山 雅, 篠原 正
  • 学会等名: 第165回腐食防食シンポジウム
  • 発表場所: 東京芸術劇場
  • 年月日: 2008-11-14
• [学会発表] ACMセンサを用いた実橋梁における腐食環境評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 押川 渡, 長山 雅, 篠原 正
  • 学会等名: 第55回材料と環境討論会予稿集
  • 発表場所: 長崎大学
  • 年月日: 2008-09-28
• [学会発表] 沖縄県でのZn/Ag対ACMセンサを用いた環境腐食性評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 長山 雅, 押川 渡
  • 学会等名: 第55回材料と環境討論会予稿集
  • 発表場所: 長崎大学
  • 年月日: 2008-09-28
• [学会発表] 大気腐食に及ぼす付着海塩量と相対湿度の影響 (2008)
  • 著者名/発表者名: 中野 敦, 押川 渡
  • 学会等名: 第55回材料と環境討論会予稿集
  • 発表場所: 長崎大学
  • 年月日: 2008-09-28
• [学会発表] ACM センサを用いた実橋梁における腐食環境評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 押川 渡,長山 雅,篠原 正
  • 学会等名: 第55 回材料と環境討論会
• [学会発表] 沖縄県でのZn/Ag 対ACM センサを用いた環境腐食性評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 長山 雅,押川 渡,篠原 正
  • 学会等名: 第55 回材料と環境討論会
• [学会発表] 大気腐食に及ぼす付着海塩量と相対湿度の影響 (2008)
  • 著者名/発表者名: 中野 敦,押川 渡
  • 学会等名: 第55 回材料と環境討論会
• [学会発表] Fe/AlおよびZn/Ag 対ACM 型腐食センサによる腐食環境評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 押川 渡,長山 雅,篠原 正
  • 学会等名: 第165 回腐食防食シンポジウム