研究課題
基盤研究(C)
2007年度は、太陽光の集熱効果を利用し、どの程度の熱量が供給されれば進展したひび割れが抽出できるのか、その集熱材料の選定や評価方法について基礎実験及び熱伝導解析から検討した。その結果、実験に使用した吸熱材料の種類によって吸熱効果に差異が生じ、最も温度上昇が大かったのはエアーキャップの粒径32mm・粒高13mm と黒色アルミシートの組み合わせで、標準試験体よりも22.0℃の有意差が得られた。一方、2008 年度は、降雨後のコンクリート診断への影響について検討を行った。その結果、降雨によってコンクリート表面が濡れている場合には日射吸収率が大きくなり、乾燥しているよりも大きな温度上昇が得られ、欠陥検出においても高含水率の影響から蓄熱性が向上し、より大きな温度差となることが分かった。
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セメントコンクリート論文集 No.62
ページ: 205-212
セメント・コンクリート論文集 No. 62
コンクリート工学年次論文集 Vol.30,No.2
ページ: 751-756
110009697729
コンクリート工学年次論文集 Vol. 30, No. 2
コンクリート工学年次論文集 Vol.29,No.2
ページ: 673-678
コンクリート工学年次論文集 Vol.29, No.2
ページ: 673-677