配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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研究概要 |
海岸林は平常時には景観や生態系に便益を与え, 津波来襲の非常時には流体抵抗によって津波の力を減殺させる. そのため海岸林は防災と環境を両立させる魅力的な津波防災対策と言える。海岸林の活用を考える時, 樹木群の生長・競争・淘汰など生物体としての特性の検討が不可欠である. 本研究は, 海岸林の森林生態学特性に着目して津波防潮林としての機能評価を行おうとしたもので, 樹木形状と樹林群落のモデル化, 津波減衰効果の水理学的検討, 津波減災能力の高度化, の3課題を検討した. 海岸林の現地調査や津波波高減衰の数値シミュレーションなどを通じて, 海岸林の津波防潮施設としての活用に資する知見を得た.
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