配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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研究概要 |
研究の成果は主に3点有りそれぞれ環境制約や移動意図の測定に関するものである. 1) ワークショップの繰り返しによる意識変化は,議論のテーマが同一でも議論の内容は異なり,その方向性によって,WSの満足度は変化し,その結果として参加意向や興味が変化し,最終的に意識変化に影響することが示された. 2) 自動車の走行状態測定のフィードバックはモビリティマネジメントでのTFPと同じ効果があることが期待されたが,リアルタイムフィードバックは環境意識にはそれほど働かず,ゲーム的な感覚が働くようであることが指摘された.具体的には学習が行われ,研究背景で期待したような行動の認識のバイアスが解消していくことが明らかになった.そのためゲーム的感覚の目標などの設定が効果的と考えられる.また,急発進等の燃費悪化要因に対しては警告音などの不快な音が効果を高めることがわかった. 3) 中山間地の集落で測定したモビリティ指標は,生活満足度との関連性は低く,モビリティが必ずしも生活満足度を向上させるとは言えないことが明らかになった.
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