研究課題/領域番号 |
19560583
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 東京工芸大学 |
研究代表者 |
曹 曙陽 東京工芸大学, 工学研究科, 教授 (00334532)
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研究分担者 |
小園 茂平 宮崎大学, 工学部, 教授 (10169302)
吉田 昭仁 東京工芸大学, 工学部, 講師 (90329219)
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連携研究者 |
小園 茂平 宮崎大学, 工学部, 教授
吉田 昭仁 東京工芸大学, 工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | Gust front / Non-stationary / 建物 / Wavelet / 突風 / 風力 |
研究概要 |
多数の送風機を有する特殊風洞を駆使し、Non-stationary気流の代表であるDownburstが有する速度特性、例えば特殊な風速鉛直プロファイルおよび気流の突然加速、を風洞内で模擬し、建物模型がTransient気流を受ける時の風圧を計測した。風向角による高層建物模型の風圧変化を調べた。さらに、伝統的、近代的に統計手法を用い、時間領域・周波数領域における風圧特性を解析した。本研究で得られた主な結果は以下のとおりである。 加速過程における模型表面の圧力相関は普通境界層の場合に比べると非常に高い。表面圧力は普通境界層の場合により低減される。Wavelet解析により、普通境界層とGust Frontにおける風圧のscalogram の差異を明らかにした。Gust frontにともなう風速は高度の増加につれ一意的に増加するではないため、その特性による高層建物の後流渦構造の変化を示唆した。これから、風向角の変化による表面圧力の特性を明確すると同時に、もっと綿密にGust Frontに起因する風圧の時間空間特性をMapping する。 この研究により構造物の耐風設計方法を完善するための基本データを提供できた。
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