絶縁性金属酸化物材料のナノスケール形態制御による表面活性化と新機能の開発

• 研究課題/領域番号: 19560682
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 無機材料・物性
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 藤原 忍 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (60276417)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
• キーワード: 機能性セラミックス / 蛍光体 / ナノ結晶 / 光学特性 / 多孔質材料 / ナノ材料 / 結晶成長 / 酸化セリウム / スプレードライ / 形態制御 / ナノロッド / ナノキューブ / 水熱合成

研究概要

レアメタルの一種である希土類化合物に対して, その形態をナノスケールで制御することにより, おもに表面を活性化して新しい機能を付与することに成功した。酸化セリウムでは, その形状をナノキューブ状およびナノニードル状に作り分けることで, 賦活された希土類イオンの発光を制御することができ, 酸化イットリウムではマクロポーラスな形状とすることで, 粒子内部表面を有効利用した発光特性が得られた。

研究成果

• [学会発表] スプレー法を利用したマクロポーラス蛍光体の作製と発光特性 (2009)
  • 著者名/発表者名: 式部玲・藤原忍
  • 学会等名: 日本セラミックス協会2009年年会
  • 発表場所: 野田市・東京理科大学
  • 年月日: 2009-03-16
• [学会発表] 希土類イオンドープCeO_2-CaF_2固溶体の合成と評価 (2009)
  • 著者名/発表者名: 佐藤弘樹・藤原忍
  • 学会等名: 日本セラミックス協会2009年年会
  • 発表場所: 野田市・東京理科大学
  • 年月日: 2009-03-16
• [学会発表] 化学浴析出法を利用したセリウム化合物ナノ構造体の作製 (2009)
  • 著者名/発表者名: 吉田泰隆・藤原忍
  • 学会等名: 第47回セラミックス基礎科学討論会
  • 発表場所: 大阪市・大阪国際会議場
  • 年月日: 2009-01-08
• [学会発表] 水熱反応を利用した酸化セリウム結晶の異方性形態制御 (2008)
  • 著者名/発表者名: 藤原忍・吉田泰隆・東根泰葉
  • 学会等名: 日本セラミックス協会第21回秋季シンポジウム
  • 発表場所: 北九州市・北九州国際会議場
  • 年月日: 2008-09-18
• [学会発表] 希土類イオンドープセリア系固溶体の発光特性 (2008)
  • 著者名/発表者名: 佐藤弘樹・藤原忍
  • 学会等名: 日本セラミックス協会第21回秋季シンポジウム
  • 発表場所: 北九州市・北九州国際会議場
  • 年月日: 2008-09-18
• [学会発表] 水熱反応を利用した酸化セリウム結晶の異方性形態制御 (2008)
  • 著者名/発表者名: 藤原忍, 吉田泰隆, 東根泰葉
  • 学会等名: 日本セラミックス協会第21回秋季シンポジウム
  • 発表場所: 北九州市北九州国際会議場
  • 年月日: 2008-09-18
• [学会発表] Shape-Selective Synthesis of CeO_2 Nanorods and Nanocube (2008)
  • 著者名/発表者名: 吉田泰隆・藤原忍
  • 学会等名: 10th International Conference on Ceramic Processing Science
  • 発表場所: 愛知県犬山市・犬山国際観光センター
  • 年月日: 2008-05-27
• [学会発表] Shape-Selective Synthesis of CeO_2 Nanorods and Nanocubes (2008)
  • 著者名/発表者名: 吉田泰隆, 藤原忍
  • 学会等名: 10th International Conference on Ceramic Processing Science
  • 発表場所: 愛知県犬山市・犬山国際観光センター
  • 年月日: 2008-05-27